機能説明

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音階時報時計は時計の12時間と音階の12音(ド~シ黒鍵も含んで12音)が一致していることを利用しました。
音程感覚を身につけるためには日常頻繁に音程感覚を養う訓練が必要です。音階時報時計は毎正時と各30分に基礎音ドと時刻対応音を日常絶え間なく報時し、時報音が耳に入るという日常行為が音程感覚を養う訓練になります。乳児期からの設置により記憶の深い部分に各時刻の音程が耳に入ることはお子さんの音程感覚の発達に非常に有利であることを容易に推測していただけると思います。お客様の声をご覧いただくと、ご理解いただけると思います。(個人差はあります)
時報音サンプルで示すように、各時報音は基礎音ドと時刻対応音+時刻対応音を主音とするバッハのプレリュードを10秒付加しています。
全体では15秒程度ですが、今までの調査結果ではこの程度の長さの時報音が生活を邪魔することなく、長年使用していただけるようです。
では時報音サンプルをお聴き下さい。(時報音は実際のピアノ演奏をデジタル録音したもので、電子音ではありません。A=442Hz)

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グランソルフェB1 音楽機能説明

●時報の選択について(Aモード、Bモード)

この製品には時報音にメロディ(バッハ平均律曲集Ⅰプレリュード)を付加するか、しないかを選択できるようにいたしました。学校教室や音楽教室など、設置場所あるいは使用目的に適したモード選択ができます。

●時報音につい

て厳正に調律したピアノ(442Hz)での演奏を収録しました。

時刻 基音 時刻対応音 付加メロディ(バッハ平均律曲集Ⅰプレリュード)
12時 C― C 第 1番 ハ長調 【補足説明】

・夜中の12 時の時刻対応音は基音と同一のC
・お昼の12 時の時刻対応音はオクターブ上方のC
・1,3,6,8,10,11 時時刻対応音は不協音程の不快感を
低減するために、時刻対応音を主音とする長三和音で
報時しています

1時 C― C# (和音) 第 3番 嬰ハ長調
2時 C― D 第 5番 ニ長調
3時 C― E♭(和音) 第 7番 変ホ長調
4時 C― E 第 9番 ホ長調
5時 C― F 第11番 へ長調
6時 C― F# (和音) 第13番 嬰へ長調
7時 C― G 第15番 ト長調
8時 C― A♭(和音) 第17番 変イ長調
9時 C― A 第19番 イ長調
10時 C― B♭(和音) 第21番 変ロ長調
11時 C― B  (和音) 第23番 ロ長調

●バッハ平均律曲集プレリュードについて

グランソルフェB1 の時報音には基音ド(C)および各時刻対応音にバッハ平均律曲集Ⅰプレリュードを10 秒程度付加しています。
バッハの平均律曲集は全ての調の曲で構成されています。そこで時報音に各時刻対応音を主音とする調のプレリュードを付加いたしました。基音ド(C)と各時刻対応音が報時された後に各時刻対応音を主音とするプレリュードにより各調の調性感を聴取することになります。
ピアノを習うお子さんにとってバッハ平均律曲集はとても難解な曲集ですが、ピアノ学習の過程では必ず勉強して欲しい曲集です。バッハに親しみを感じて頂くきっかけになれば幸いです。

●消灯時のモード選択について

消灯した場合、時報音をオフにするか、小音(通常音よりかなり音量を減じたもの)にするかの選択ができます。グランソルフェB1 は睡眠時の効果も狙って開発しました。時報音が睡眠の妨げにならない方の場合、小音モードをお勧めいたします。